第20巻4418番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4418番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4418番歌 |
作者 | 物部廣足 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 和我可度乃 可多夜麻都婆伎 麻己等奈礼 和我弖布礼奈々 都知尓於知母加毛 |
訓読 | 我が門の片山椿まこと汝れ我が手触れなな土に落ちもかも |
かな | わがかどの かたやまつばき まことなれ わがてふれなな つちにおちもかも |
英語(ローマ字) | WAGAKADONO KATAYAMATSUBAKI MAKOTONARE WAGATEFURENANA TSUCHINIOCHIMOKAMO |
訳 | おいらの家のそばに咲く椿よ。あんたには手を付けないできた。けれどもこのまま旅立ってしまえば、他の男の手に落ちてしまうかも。 |
左注 | 右一首荏原郡上丁物部廣足 ( / 二月廿<九>日武蔵國部領防人使掾正六位上安曇宿祢三國進歌數廿首 但拙劣歌者不取載之) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月29日、年紀、作者:物部廣足、防人歌、植物、恋情、埼玉、安曇三國 |